自動車整備士 あるある と 、え?こんなことあるの?新車なのに

自動車整備士 あるある 解説付き

 

自動車整備をする人

 

 

自動車整備を長年やっているといろいろなできごとがあります。

ここからは、自動車整備士の あるある できごとと、え?新車なのにこんなことが?

といったトラブルを実体験をもとにお話ししていきます。

 

まずは、自動車整備士 あるある から

 

エンジンオイル交換時にオイルのドレンコックを付けないでオイルを入れてしまった

車検などの車でジャッキアップをして作業をしている場合には、エンジンオイルを抜いている間に他の箇所の整備をしていることが多いです。

しばらくしてからエンジンオイルを入れる時に、ドレンコックを付け忘れているのに気づかずオイルを入れてしまうことがあります。

それでいくらオイルを入れてもいっこうにレベルゲージにさわらないので、こんなにオイルが入るのはおかしいな~と思って下を見るとオイルが廃油入れからあふれていて、その時点でドレンコックが付いていないことに気がついたということもあります。

 

窓を開けたまま自動洗車機に入れて車内が水浸し

洗車機に入れる時には運転席の窓は確実に閉めるのですが、後ろの席の窓がほんの少し開いていると気がつかない時もあります。

サイドバイザーなどが付いている車は窓が少ししか開いてないと外からみた時には気づきません。

洗車が終わって室内が濡れていて始めて気づくこともあります。

 

整備車両の下で仕事をしているふりをして寝台で寝ている

ジャッキアップした車の整備を寝台を使って下回りを整備していると、はたから見たのでは何をしているかわからない時があります。

それをいいことにたまに寝台で寝ている輩もいます。

そんな時はそっと近づいていって、ワッ !と言って脅かしてあげます。

きっとびっくりしてあわてることでしょう。

 

引き取り納車時にコンビニや自動販売機でジュースを買って飲んでいる

自動車整備士は生産工場などの仕事に比べると案外と自由な面が多いです。

車の引き取り納車などは社長の目も届かないので好き勝手にできるので、何をしていても会社にはわかりません。

自動車整備士の良いところは仕事中でもこういったことができる点です。

唯一の楽しみでしょうか。

 

可愛い女の子が車で入ってくるとすぐにいらっしゃいませと言って出ていく人がいる

可愛い女の子が来れば整備士に限らず誰もが気になるところです。

普段はお客様が来ても知らないふりしている人に限って可愛い女の子が来た時に出て行くものです。

 

自動車整備士と女性

写真はイメージです。本人ではありません(笑)
 

部品交換の作業で古い部品を新品と間違って取り付けてしまい、あわてて付け直す

部品交換の時に外した古い部品があまり汚れていなくてきれいだった場合に、新品の部品を一緒のところに置いてしまうと、間違って古い部品を付けてしまうこともありますので古い部品を外したら何か印を付けておいたほうがいいかもしれませんね。

 

さんざん捜した異音の原因がコーヒーの空き缶だった

お客様が何か後ろの下のほうから走行中にカンカンといった異音がするなどと言ってきて、下回りを一生懸命に点検してみたが、原因が見当たらずなにげなく室内の後ろを振り返って見てみたら、後ろの席の足下にコーヒーの空き缶が転がっていて、それがシートレールにあたって音がしていた。

室内では音がガラスなどで反響して、実際に音が出ているところと違う場所から聞こえる場合もあります。

室内で聞こえる異音はあらゆる箇所を疑ってみることが必要です。

 

タイヤ交換で回転方向が指定されているタイヤの向きを逆に付けてしまった

タイヤには回転方向が指定されて矢印がマークされているものもあります。

タイヤ交換を急いでやっている時などそのマークを見落としてしまう場合もあります。

交換し終わってから気がつくこともあるので注意しましょう。

 

隣のリフトで上がっている車の外れているタイヤを間違って付けてしまった

車検整備などでタイヤを外した車が隣にあって、自分が作業している車のタイヤのすぐそばにあると間違って隣の車のタイヤを付けてしまったなんてこともあります。

外したタイヤはなるべく隣の作業中の車のそばには置かないほうがいいですね。

 

給料明細をみるたびに、はあ~とがっくりしてため息をつく

自動車整備士の給料は一般的に他の職種に比べて少ないと言われています。

そして、毎年の給料が上がるなんてこともまずないです。

毎月同じ給料明細をみながらため息をつくなんてことはざらにあります。

近年自動車整備士になる人が減ってきています。

自動車整備士を辞めて他の職種に転職する人も増えてきています。

理由はやはり給料の面が大きいのではないでしょうか。

特に個人経営の民間整備工場はその傾向が大きく、整備業界はそのへんのところをもっと真剣に向き合っていく必要があるのではないかと思っています。

 

スナップオンなどの高級な工具を買うと廻りの整備士に自慢しまくる

高級な工具を買うと整備士は自慢したがるものです。

まわりの整備士の反応をみて優越感にひたるのがくせになっている整備士もいます。

人はブランド物を持つと他人に自慢したがるというのは自動車整備士であっても同じということですね。

 

エンジンがかからない車の故障診断をしていたら、結局はガス欠だった

人は先入観を持って仕事をすると思わぬミスをしてしまいます。

自動車整備士も同じで、ベテランほど先入観を持ってしまいます。

まさか、ガス欠くらいはお客様も自分で気づくだろうという先入観を持ってしまい、他の原因を探ってしまいがちなので、車の故障探求は先入観をすべて捨て去ることが大切なことです。

 

以上が自動車整備士のあるあるでした。

(注、すべてが筆者のことという訳ではありませんのでよろしくです)

 

ここからは、自動車整備士 あるある とは反対に え?そんなことあるの?新車なのに?、というお話しをしていきます。

(実話です)

筆者が昔ディーラーにいた頃の話しですが、お客様が走行中に運転席のドアあたりから何かコトンコトンと変な音がするんだよね。

と言ってきました。

それで、試乗をしてみると確かに運転席のドアあたりからコトンコトンと音がします。

良く観察するとドアの内部から音がしているようです。

車は先日納車したばかりの新車です。

ドアの中のものがなにか外れているのではないかと思いドアの内張りをはがしてみることにしました。

まだ、ビニールがかかった状態で一度も開けられた形跡はありません。

それで開けてみてびっくりです。

なんと、ドアの中に空のペットボトルが入っていました。

あきらかに生産工程で入った物です。

おそらく飲みながら作業をしていて、見つかるのを恐れてドアの中に入れて隠したか、捨てるつもりでおいておいた物が間違って入ってしまったかのどちらかでしょうが、どちらにしても日本国内の工場では考えられないことです。

この車は日本のトップメーカーの車なのですが、海外の工場で作られて日本に入ってきた車でした。

海外の工場で作られた車は生産ラインでまれにこういったことがあるのだということを後から知りました。

(注、かなり昔の話なので今では改善されているとは思います)

もうひとつはエンジンが吹けないといって入庫した車のお話しです。

お客様が突然エンジンが吹けなくなってしまった、と言ってきました。

まだ、1000kmも走っていない新車です。

それで、状況を確認しようとエンジンをかけて吹かしてみたところなぜか2000回転までしか上がりません。

それ以上はボーッとなって回転が上がりません。

それで、ボンネットを開けてスロットルを全開にしてみると、なぜかエアクリーナーとスロットルボディーをつないでいるエアホースがなにかに吸われたような感じでしぼみます。

え?なんだこれは

と思ってエアホースを外してみたら、なんと、中に丸い形をしたメクラ蓋みたいな物が入っていました。

これがエアホースを塞ぐかたちになってしまってエンジンが吹けなかったのでした。

これがなんの部品かはわからなかったのですが、工場の生産ラインで混入してしまったのはあきらかです。

以上2台とも日本を代表するメーカーの車なのですが、新車だからといってなにもかも完璧というわけではないのだな
と実感させられたできごとでした。

以上、自動車整備士 あるある ではなくて、こんなことあるの?でした。

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