グロム125 お尻が痛いのでKITACOアイディアルシートに交換

グロム アイデアルシート圧

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グロム125は軽くて取り回しが良く、ツーリングにも街中を走るのにも最高なバイクですが、ただひとつ弱点があります。
それは、純正のシートが固くてお尻が痛くなってしまうということです。

グロム125に少しでも乗ったことがある方では解ると思いますが、半端ではありません。

もちろんお尻の痛さは個人差があるので、それほどでもないよ、という人もいるかもしれませんが、私には耐えられない痛さでした。

純正シートの固さが悪いのか、形が悪いのかはわかりませんが、とにかくお尻が痛いです。

グロムを開発した人は実際に試乗したことがあるのでしょうか、と疑ってしまうくらいです。

という訳で、多くのグロムユーザーはシートに何らかの対策をして乗っていることが多いです。

そこで自分もお尻の痛さが少しでもやわらぐようにいろいろと改善策を調べてみました。

結論として行なったのがシート交換です。

ネットで調べてみると、KITACOのアイディアルシートの評判が良いので、さっそく購入しました。


 

KITACOアイディアルシートに交換した結果

 

結論としては、もっと早く交換すれば良かった!

です。

価格も3万円を超えるので、正直、交換してもあまり変わらなかったらどうしよう・・・

と思っていたのですが、そのような心配は無用でした。

届いて装着した時は、手でシートを押してもそれほど柔らかい感じはしなかったので、これで本当にお尻が痛くならないのだろうか?

と半信半疑でしたが、実際に乗って走行してみると、純正シートとの差は明らかでした。

 

グロム純正シートとの比較

 

グロム純正シートと比べてみると、シートの厚みが増えて幅も広くなっています。

 

純正グロム シート幅

 

グロム125 アイデアルシート幅

 

座るところのシートの幅が広くなっているので、圧を分散することができてお尻の一点に体重が集中することがありません。

 

グロム シート圧み

 

 

グロム アイデアルシート圧

 

シートの厚みも、純正シートは前のほうが凹んでいるのに対して、KITACOアイディアルシートは特殊ゲルが盛ってあるので、ほぼ平らになっていて、そのぶんクッション性が良くなっています。

 

KITACOアイディアルシートにした理由

 

グロムのお尻の痛さの対策として、いろいろと悩んだのですが、自分が考えた方法は以下の方法です。

 

1、シートを交換する

2、シートを加工する

3、バイク用シートクッションを装着する

4、お尻パッド付きのパンツを履く

5、お尻を鍛える

以上の5項目が考えられましたが、5番のお尻を鍛える、というのは現実的ではないし、どうやって鍛えるの?となってしまいます。

そして、4番のお尻パッド付きのパンツを履く、というのもバイクに乗るたびにパンツを履かなければならないし、トイレにいった時に面倒くさそうだな~、というのもあったので却下です。(そして夏は蒸れそうな気がします)

そうなると、シートを交換する、シートを加工する、バイク用シートクッションを装着する。

この3つに絞られました。

それで、このなかから一番簡単で効果が期待できそうと思ったのが、KITCOアイディアルシートでした。

KITCOアイディアルシートは純正のシートを外して付け替えるだけなので、装着には1分もかかりません。

シートを加工する方法もありましたが、シートを加工するとなるとシートを外して業者に送らなければならないので、その間はバイクに乗ることができません。

そして、何より加工したシートが自分の期待どうりに仕上がってくるかどうかの不安もあったし、信頼できる業者も知りません。

*私は以前違うバイクでシートの加工を業者に依頼したことがありますが、仕上がってきたシートは前よりも座り心地が悪くなってしまったことがあります。

それで、シートの加工をやり直してもらったのですが、それでも純正のシートと比べると座り心地が悪い為、純正のシートを新しく買って装着した経験があります。

そのような理由からシートの加工には不安な部分があります。

バイク用シートクッションを装着するという方法ですが、コストをかけないでお尻の痛みを解消するのには最適な方法だと思います。

ただ、自分のグロムは中古で購入したので、買った時からシートクッションが装着されていました。

シートクッションにもよりますが、長年使っているとクッションがへたってしまって効果が弱くなってしまうものもあるようです。

自分の場合にはまさにそれで、シートクッションを付けていてもあまり効果が感じられませんでした。

それで、またシートクッションを新しく購入しても、同じようにへたってしまったのではしょうがないなと思ったので、価格が少し高くてもシートを交換したほうがいいかなと思い、アイディアルシートに交換しました。

 

KITACOアイディアルシート購入時の注意点

 

KITACOアイディアルシートを購入する時には注意点があります。

まず、KITACOアイディアルシートはグロムの初期型にしか対応していません。

  • 適合車種:グロム FNO,JC61-1000001~1299999

と表示されているので、購入する時には必ずフレームナンバーを確認してから購入しましょう。

それと、パッセンジャーベルトを付けたい方は別に購入する必要があります。

ノーマルのパッセンジャーベルトは装着することができないです。

 

KITACOアイディアルシートのデメリット

 

KITACOアイディアルシートのデメリットはたったひとつです。

それは、シート幅が広くなって厚みが増したことにより、足つきが悪くなったことです。

ただし、グロムのシート高はもともと低く車体も軽いので、足つきが悪くなってもほとんど影響は無いと言っていいでしょう。

かえって長身の方には、足下がゆったりとできるので好都合かもしれませんね。

価格は3万円を超すのでちょっと高く感じるかもしれませんが、それさえ納得できれば買って損はないと言えるでしょう。

 

まとめ


 

ホンダのグロム125は原付2種のクラスでは大変人気の高いバイクです。

それだけに多くのユーザーがお尻の痛みに不満を抱いています。

今回、KITACOのアイディアルシートに交換したことでお尻の痛みも改善されたのですが、本来ならばメーカーが最初からこのようなシートで販売されていたなら何も問題なかったのでしょうが、コストの面で難しいのかもしれません。

価格が少し高いと感じる方もいるかも知れませんが、価格に見合った製品と言えるのでグロム125にお乗りの方にはおすすめと言えるでしょう。

ちなみに、ヤフオクなどでも探してみましたが、純正のシートしか出品されてなく、さすがにKITACOのアイディアルシートはありませんでした。

純正のシートは数多く出品されていたので、それだけシートを交換するユーザーが多いということでしょう。


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