ハンドルが重い原因はタイヤかパワーステか足回りの異常か

車のハンドルが重くなってしまうと、ハンドル操作がスムーズにできなくなってしまい、事故に繋がる可能性があります。

その為、ハンドルが重い原因を早急に突き止めて修理することが大事です。

車のハンドルが急に重くなってしまう原因にはいろいろなことが考えられるので、その原因と考えられる箇所を解説していきます。

 

ハンドルを切る

 

車のハンドルが重くなる原因として考えられる箇所は

 

1、タイヤの空気圧不足

2、パワーステアリングポンプの故障

3、パワーステアリングギヤボックスの故障

4、パワーステアリング電気系統の故障(モーター、コンピューター、センサーなど)

5、ステアリングシャフトの固着

6、ロアボールジョイント・アッパーボールジョイントの固着

7、サスペンションのアッパーマウントのベアリング不良

 

などが考えられます。

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タイヤの空気圧不足でハンドルが重い

 

タイヤの空気圧調整

 

タイヤは唯一路面と接触している箇所ですが、タイヤの空気圧が少ないと路面との接触面が大きくなり、ハンドルを切った時の摩擦抵抗も大きくなるので、ハンドルは重くなります。

釘などが刺さってタイヤがパンクしてしまうと、当然空気が抜けてしまってハンドルが重くなりますが、タイヤというものは、長い間何もしないと空気圧も低くなってしまうので、定期的にチェックは必要です。

タイヤの空気圧は車の運転席のドア付近に記されているので、定期的にチェックするようにしましょう。

また、タイヤの太さによってもハンドルの重さは変わってくるので、極端なタイヤ幅のアップは、ハンドル操作にも悪影響を与えるのであまり好ましくありません。

タイヤの空気圧は、ガソリンスタンドなどで無料でしてくれることが多いので、たまにはガソリンを入れたついでにチェックしてもらうのがいいでしょう。

 

自宅でタイヤの空気圧をチェックしたい人は、タイヤエアゲージをひとつ持っておけば便利です。

空気圧を見るだけでしたら安い物で充分です。


 

空気を入れることも考えると、エアホークプロなどの充電式の小型のエアコンプレッサーがあれば、自宅でも出先でも簡単にタイヤの空気圧を調整できるので便利です。


 

 

 

パワーステアリングポンプの故障でハンドルが重い

 

パワーステアリングポンプ

 

油圧式パワーステアリングのポンプが故障すると、パワーステアリングギヤボックスに油圧がかからなくなってしまい、ハンドルが重くなってしまいます。

パワーステアリングのポンプが故障する原因としては、オイル漏れなどによってポンプの内部が焼き付いてしまう、とか、オイルの劣化などがあります

パワーステアリングのオイル漏れの箇所は、ポンプのオイルシールの不良、油圧系統のパイプやホースの亀裂、ギヤボックスのオイルシールの不良、などがあります。

オイル漏れが原因の場合には、ポンプに回るオイルが足らなくなって、ハンドルを切った時にポンプからガーガーとかギーギーとかの異音がするので、そのような異音が聞こえたら早急にオイル漏れを修理しなければなりません。

異音が出て間もないうちだったら、オイルを足すことで音も消えるし、ハンドルの重さも軽くなりますが、修理をするのが遅れてしまうとポンプが焼き付いてしまい、ポンプを交換しなければならなくなってしまいます。

それと、パワーステアリングポンプを回しているベルトが切れた場合にも、ポンプが回らなくなってしまい急にハンドルが重くなるので、走行中に切れるとハンドル操作ができなくなってしまいます。

厳密に言うと、パワーステアリングが効かなくなってもハンドルを回すことはできます。

しかし、エンジンを止めた状態でハンドルを回してもらうとわかるのですが、とても腕の力だけで回すのは不可能に近いです。

なので、パワーステアリングのベルトは、少しでも亀裂が見られたら早めに交換することが大事です。

 

パワーステアリングギヤボックスの故障でハンドルが重い

 

パワーステアリングギヤボックスの内部のコントロールバルブが故障すると、パワーステアリングポンプで発生した油圧をコントロールすることができなくなり、ハンドル操作が重くなります。

パワーステアリングギヤボックスが故障した時には、ハンドルを左右に切った時に、どちらか一方のみに切った時に重くなる傾向があります

左にハンドルを切った時のみ重いとか、逆に右にきった時に重いなどといった症状であれば、パワーステアリングギヤボックスが故障している可能性が高いです。

 

パワーステアリング電気系統の故障でハンドルが重い

 

パワーステアリングが電動式の場合には、パワーアシストとして電動で回るモーターが付いています。

そのモーターが故障すると、ハンドルを回した時にモーターのアシストが無いので、人力でのみとなってしまい、ハンドルが重くなってしまいます。

また、パワーステコンピュータの故障・センサーの故障・配線の断線などがあるとモーターが正常に動かなくなってしまうのでハンドルが重くなってしまいます。

ハンドルが重くなったり、軽くなったりする時には、モーターやコンピューターなどの電気系統の不具合が考えられます。

 

ステアリングシャフトの固着でハンドルが重い

ステアリングシャフト

ハンドルを回すとその動きは、ステアリングシャフトを伝わってステアリングギヤボックスへと繋がります。

ステアリングシャフトにはユニバーサルジョイントが付いていて、角度を変えられるようになっています。

そのユニバーサルジョイントの可動部が固着してしまうと、ハンドルを切った角度によって軽くなったり重くなったりします。

また、ステアリングギヤボックスを支えているゴムのブッシュが摩耗したりすると、ハンドルを回した時にステアリングギヤボックスがズレてしまい、ひっかかるような感じがします。

 

ロアボールジョイント・アッパーボールジョイントの固着

 

サスペンションを支えているロアアームやアッパーアームのジョイント部分が固着してしまうと、ハンドルを切った時に動きが渋くなって、ハンドルが重くなってしまいます。

その場合には、ハンドルを切った時にギーギーとかギシギシとかいった異音がすることが多いです。

また、その部分にガタがある場合には凹凸の路面を走行時に、ガタガタとかコトコトとか異音が出ます。

 

サスペンションのアッパーマウントのベアリング不良

 

サスペンションの上部のアッパーマウントのベアリングに異常があると、ハンドルを切った時にその部分が抵抗となって引き摺るような感じになってしまい、ハンドルが重くなります。

また、ロアアームやアッパーアームのジョイント部分が固着してしまった時のように、ギーギーとかギシギシとかいった異音がすることが多いです。

 

まとめ


ハンドルが重い時には早急に修理をしないと、ハンドル操作がスムーズにできなくなってしまい事故に繋がる可能性があります。

その為にも、できるだけ早く処置することが大切なので、ディーラーや自動車整備工場などで診てもらうことが大事です。

また、ハンドルが重い場合には、状況によっては車を修理するよりも車を買い替えたほうが得な場合もあります。

例えば、パワーステアリングギヤボックスが壊れてしまった場合には、新品の部品を使用した場合には部品代と工賃で10万円~15万円くらいかかってしまいます。(リビルト品を使えば部品代は半額くらいになります)。

もちろん、車によって部品代も工賃も違うので、それ以下の場合もあるし、それ以上の場合もありますが、走行距離の多い車や年式の多い車などは、その他にもこれから壊れる可能性のある箇所が数多くあります。

ハンドルの重いのは治ったが、その後に別の箇所が壊れてしまってまた修理代がかかってしまう

などといったことも充分考えられます。

そのようなことを考えると、思い切って車を買い替えたほうがいい場合もあります

車を乗り替えるとなると、今乗っている車をどうするかですが、高額な修理代がかかるような車は、ディーラーなどに下取りに出したとしてもいくらにもなりません。

車はディーラーなどに下取りに出すよりもガリバーカーセンサーなどで買い取ってもらったほうが断然お得です

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