車検をどこで受けたらいいかインターネットで検索すると、ホリデー車検というのを見かけたことがある。
というかたも多いと思われます。
早い・安い・安心と評判が高いホリデー車検とはいったいどのようなものなの?
口コミは?
などと疑問をお持ちのかたにホリデー車検のメリットとデメリットを徹底解説していきます。
ホリデー車検とは
株式会社ホリデーが始めた車検を全国にフランチャイズ展開したのがホリデー車検です。
フランチャイズ加盟店は全国に約220店舗(2019年7月現在)あり、年間約20万人を超えるお客様が利用しています。
ホリデー車検のメリット
1、立ち会い車検を導入したことにより、ユーザーとのコミニュケーションが深くなり、無駄な部品を交換することもなくなるので、結果、車検費用を安く抑えることができる。
2、車検にかかる時間は最短で60分、待っている間に車検が終わってしまいます。
3、ホリデー車検の加盟店は、すべて運輸局から指定された民間車検工場で、品質保証に関する国際規格ISO9001を取得してるので信頼性が高く、安心して任せられます。さらに整備箇所は6ヶ月または10,000kmの保証付きです。
4、車検の予約が簡単
5、車検後のアフターフォローサービスがすごい
ホリデー車検の立ち会い車検とは
立ち会い車検とは、ユーザーが実際に整備士と立ち会いのもとで車検をおこなっていくことです。
普通車の車検をディーラーなどに依頼すると車を何日か預けて代車を借りることが多いです。
(注)ディーラーでも立ち会い車検をおこなっているところもありますが、まだまだその数は少ないと言っていいでしょう。
車を預けた車検の場合には、ユーザーが直接車の状態を見ることはできないので、お店に任せた整備になってしまうことが多いです。
その為、部品の交換などもむこう任せとなってしまうことが多く、不必要な部品の交換などもなされてしまうことがあります。
立ち会い車検ではユーザーも部品の状態を自分の目で確認することができるので、余計な出費をすることもありません。
追加整備が必要になった場合には、整備士がユーザーに状況を詳しく説明して、ユーザーが納得してから作業を始めます。
ホリデー車検の早さの秘密は
ホリデー車検は完全予約制なので、予約の段階で前もってユーザーの情報や車両の情報を提供してもらいます。
そのいただいた情報をもとに陸運局に提出する書類の作成をしておきます。
そうすることによって、入庫当日の受け付けがスムーズにできるので受け付けにかかる時間を大幅に短縮することができます。
また、完全予約制のおかげで入庫したらすぐ作業にとりかかることができるので作業待ちの無駄な時間がありません。
作業も各自の役割分担が決まっていて、点検と検査を並行しておこなうことができるので作業効率が良く時間を短縮できます。
ホリデー車検の予約方法は
車検の予約はインターネットで24時間受け付けているので、いつでも、どこからでも予約できます。
スマートフォンや携帯電話からでも予約できるので、予約をしたら予約確認の連絡を待つだけです。
ホリデー車検のアフターフォロー
ホリデー車検のサービスは、車検をしただけでは終わりません。
車検時には金額を抑えるためにまだ使える部品などは交換をしないで通すこともあります。
しかし、次の12ヶ月点検までは部品の消耗具合ではもたないこともあります。
そのことはもちろん車検時にはユーザーと話し合って交換するかしないかを決めるのですが、ユーザーが1年後もそのことを覚えているのは難しいところです。
ホリデー車検ではそのような時のために、整備計画をたててデータを保管し、適当な時期をみてユーザーに連絡して安全に車が乗れるようにしてます。
ホリデー車検のデメリットは
デメリットというほどのことではないと思いますが、あえて捜した場合は次のようなことがあります。
ホリデー車検といえば1日車検のイメージが強いですが、すべての車が1日車検で終わるわけではない、ということです。
車検にかかる時間も最短60分と言われていますが、これもあくまで目安でしかありません。
車は年式、走行距離などで当然各部の消耗具合が千差万別です。
ホリデー車検で最短60分とうたっている車はどこも異常がなくて交換部品も特別なく、そのままでもスムーズに車検が通る車についてのことと思われます。
車検の時にこのままでは車検がとおらないと判断された箇所においては、そこの箇所の修理が必要になるし、部品の交換も必要になるでしょう。
部品の在庫があって、なおかつ修理に時間がかからないようであれば待っている間、あるいは1日で車検が終わることもあるでしょうが、そうでない場合には車を預けることになるでしょう。
というわけで、ユーザーも自分の車の年式や走行距離などからある程度(今回はちょっと部品が出るかもしれないな)などということを予測しておくことも必要です。
それと、全国展開とはいえまだまだ店舗数が少ないことは事実でしょう。
事実、全国どの都道府県にもあるわけではなく、1件も無い県もあります。
ユーザーにしてみれば、わざわざ他の都道府県まで足を運んで車検を受ける気にはならないでしょう。(県境に住んでいてすぐ近くにある場合は別ですが)
ホリデー車検の評判は
ホリデー車検の評判はどうでしょうか。
ホリデー車検は全国に約220店舗あるフランチャイズ店なので、基本方針は同じでも、お店によって考えかたが違いますし、そこの従業員によってもそれぞれ違うところがあると思われます。
なので、店舗によってユーザーの評判もかなり違ってくると思います。
そこで、口コミを紹介するとともに、気になる口コミに関しては、元自動車整備士としての筆者の意見も述べています。
口コミは、筆者の廻りで実際に車検を受けたかたの意見を参考にしています。
口コミその1
売り上げを伸ばす為にブレーキオイルの交換が義務づけられていると言われた。
ホリデー車検は安いと言われているが、過剰整備ではないか。
筆者の意見
ブレーキオイルの交換は義務づけられているわけではないので、確かにユーザーの言うことも一理あります。
しかし、ブレーキオイルはエンジンオイルと違って頻繁に交換することはなく、交換するのは車検時くらいでしょう。
新車登録車だとすると、1回目の車検は3年なのでその時に交換しなかった場合には、次の車検までに2年間あるので、5年もの期間ブレーキオイルを交換しないことになります。
ブレーキは大変重要な箇所なので、保安基準でも重要保安部品に指定されています。
ブレーキオイルは古くなったり汚れていたりすると、ブレーキの性能にも影響してきます。
なので車検時には義務ではありませんが、交換が前提とされています。
けっして売り上げを上げるためのものではないと思います。
この場合には、お店側の説明が悪かったのではないかと思われます。
きちんと訳を説明すれば、ユーザーも納得されたのではないでしょうか。
口コミその2
2回目の車検だが、前回受けた時には大丈夫だったヘッドライトが今回は光度が足りないと言われた。
しかたなくバルブを交換して受かったが、前回と同じバルブなのに納得できない。
筆者の意見
ヘッドライトのバルブは消耗品なので、古くなれば明るさも落ちてきます。
ですので、前回大丈夫だったからと言って今回も大丈夫ということは言い切れません。
車検時にヘッドライトはヘッドライトテスターで光度や光軸を測定するので、基準を満たしていないと不合格となってしまいます。
疑いがあれば、実際にテスターで測っているところを確認させてもらってもいいと思います。
口コミその3
車を丁寧に扱ってくれて車検も短時間で終わり、かつ金額も安かったので大変満足です。
次回も頼むつもりです。
口コミその4
土日でも営業しているところに頼みました。平日は仕事で行けないので大助かりです。
1時間ほどで終わり、待っている間にできてしまうので、無駄な時間を使うこともなく良かったです。
作業内容もわかりやすく説明してくれたので、何も疑問に思ったことはなかったです。
口コミその5
今まではずっとディーラーで車検を受けていたのですが、金額が高かったので今回はホリデー車検を受けてみました。
整備士もベテランのかたで知識も豊富で、忙しいのにこちらの質問に親切丁寧に答えてくれて勉強になりました。
まとめ
ホリデー車検は早い・安い・安心といった3つの要素を兼ね備えたすばらしい車検です。
ただ、お店の対応に関してはどの店も同じではありません。
そこの従業員の質にも影響されるところなので評価は千差万別でしょう。
ディーラーだって、あそこの店舗はすごく対応が良くて安心できるのに、違う店舗ではあまり感じがよくなかった、なんてことはあります。
ユーザーとしてみれば、初めていった店が感じが悪かったらその会社は全部がそうなんだ、と思ってしまいます。
ですから、口コミも良い口コミもあれば悪い口コミもあるのは当然のことでしょう。
口コミだけに頼るのは危険なので、1回試しに受けてみるのも良いかもしれませんね。
そして、デメリットの件でも申し上げたようにお住まいの地区によっては、そのすばらしい車検を受けられない人もいます。
早く、どこの都道府県でも受けられるような体制にしてもらえることをせつに願います。
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