今回の記事は自動車のヒーターホースなどの接続部分に使われているバンドを外す時に
便利なおすすめの工具、ワイヤー式のホースクランププライヤーの記事です。
使い方は簡単でグリップを握ればワイヤーの先端がホースバンドを咥えるので、あとはバンドをずらしてホースを引き抜くだけです
自動車ではたくさんのホースバンドが使われていますが、中でもラジエターホースやヒーターホースなどに使われているバンドはクリップ式のバンドが多く、外す時には普通のホースバンドプライヤーなどで咥えてバンドを広げます。
普通のホースクランププライヤーは
の記事で紹介しています。
作業的にはただプライヤーで咥えるだけなのですが、付いている場所がエンジンルームの奥のほうやエンジンの下側あたりだとプライヤーが入らなくて苦労します。
近年の車はエンジンルーム内が隙間のないほどビッシリといろいろな機器が設置されているので、ヒーターホースひとつ外すのに大変苦労することが多いです。
中にはマニホールドの下側をヒーターホースが通っている車なんかもあるので、どうやって外すの?
と考えてしまうこともあります。
修理書なんかで調べてみるとマニホールドを外す、とか書いてあることもあります。
でもたかがヒーターホース1本交換するのにわざわざマニホールドは外したくないですよね。
ホースバンドさえ外せればなんとか手を隙間から入れてホースを外せるのに、プライヤーが入らない・・・
とか思った事はないですか?
そのような時に便利な工具がワイヤー式のホースクランププライヤーです。
プライヤーのグリップ部分からワイヤーが出ててワイヤーの先端がグリップを握ることによって縮みます。
上の画像は先端が縮んだ状態です。
この先端の部分がホースクランププライヤーのグリップを握ることによって縮みます。
グリップ部分を握ったままの状態でロックすることもできるので、プライヤーから手を離したままでホースを外す作業ができます。
広げる時はロックを解除してグリップを離せば広がります。
普段、ホースバンドが外しやすい場所に付いている時には普通のホースクランププライヤーが一番使いやすいのでそれを使っていますが、奥のほうに隠れているバンドはワイヤー式のホースクランププライヤーを使って外しています。
ワイヤー式なので障害物があってもそれをよけながらバンドにたどり着けるので大変便利です。
使いやすさという面では普通のホースクランププライヤーのほうが断然使いやすいのでめったに出番はないですが、いざという時にあればやっぱり持っていて良かった~と思う工具です。
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