警告灯が点灯していると車検が通らない それはどの警告灯?

平成29年2月から保安基準の改正により、メーター内の警告灯が点灯しているときには車検が通らなくなりました。

 

メーター警告灯

 

 

警告灯とひとくちに言っても車のメーター内にはさまざまな種類の警告灯があります。

それらのうちのどれかひとつでも点灯していれば、車検は通らないのか。

それとも限られたいくつかののものが点灯していれば通らないのか。

メーター内の警告灯の種類と役割、どの警告灯が点灯していれば車検が通らないのかを解説していきます。

 

車検が通らない警告灯はこれ

 

車検のときに警告灯が点灯していてはダメなものは以下のものです。

1、ブレーキ警告灯(赤色)

ブレーキ警告灯

 

2、エアバック警告灯(赤色)

エアバック警告灯

 

 

3、エンジン警告灯(黄色)

エンジン警告灯

 

4、ABS警告灯(黄色)

ABS警告灯

 

以上が新たに車検時にチェックされる項目に加わりました。

 

警告灯車検

 

また、それ以前からチェックされていたものには

 

5、シートベルト警告灯(赤色)

シートベルト警告灯

 

6、シフトレンジ表示灯

シフトレンジ表示灯

以上の2つがあります。

 

メーター内の警告灯の役割

 

ブレーキ警告灯

ブレーキ警告灯は、ブレーキ系統に異常が発生したときに点灯します。

また、サイドブレーキを引いた時(足踏み式では踏んだ時)にも点灯するので、その場合には異常ではありません。

逆にサイドブレーキを引いても点灯しない場合には、警告灯関連の異常があるので修理が必要です。

走行中にブレーキ警告灯が点灯した時には、最悪の場合にはブレーキが効かなくなってしまう可能性が大きいので、ただちに走るのを止めてロードサービス又は自動車整備工場などに連絡して来てもらうことが大切です。

それと、電子制御式のブレーキでは黄色に点灯することもあります。

黄色の場合には電子制御系統の異常が考えられ、赤色の場合みたくすぐに事故に直結するということはないですが、いずれにしても早めの点検が必要です。

 

エアバック警告灯

エアバック警告灯は、エアバックの本体・配線・センサーなどに異常が発生した時に点灯します。

エアバックの警告灯が点灯した状態では、車がぶつかった時にエアバックが正常に作動しない恐れがあります。

 

エンジン警告灯

エンジン警告灯はエンジンに何かしらの異常が発生した時に点灯します。

エンジン警告灯は走行に支障がないような箇所にトラブルが起きても点灯してしまうことがあるので、点灯したからといってそのまま普通に走行できれば、あわててロードサービスを呼ぶ必要もないです。

ただし、走行中にガクガクする、アイドリングが効かない、加速しない、などといった症状が出るようであれば、無理をせずにロードサービスを呼んだり、整備工場に連絡をしたほうがいいでしょう。

どちらにしても、警告灯が点灯するということはどこかに異常があるわけなので、早めに整備工場で点検をしてもらう必要があります。

 

ABS警告灯

ABS警告灯が点灯した時には、ABSが正常に作動しない恐れがあります。

ABSとはアンチロック・ブレーキシステムを略したもので、車のブレーキを踏んだ時にブレーキがロックしてしまって、制動距離が長くなってしまうのを防ぐためのシステムです。

ABS警告灯は点灯したからといって、ブレーキが効かなくなってしまうということはなく、普通にブレーキは効きます。

ただ、アンチロック・ブレーキシステムが正常に作動しなくなってしまう可能性があるので、そのぶん慎重な運転が望まれます。

 

シートベルト警告灯

シートベルト警告灯はシートベルトをしていない時に点灯します。

シートベルトをきちんとしているのに点灯している時には、主にシートベルトのスイッチ関連の故障が多いです。

 

シフトレンジ表示灯

シフトレンジ表示灯はオートマチック車において、今どのレンジに入っているのかを表示するものです。

この表示灯は点灯しないと車検には通りません。

運転者が間違ってギヤを入れてしまうと、前進したいのにバックしてしまった、などで大事故を起こしてしまう可能性があります。

また、ギヤの入れ間違いによってオートマチックミッションを壊してしまう可能性もあります。

 

車検の時に検査して通らなくなってしまう項目は以上の6項目です。

 



警告灯の色によって緊急性が違う

 

警告灯は点灯する色によって緊急性が違ってきます。

赤色の警告灯(ブレーキ警告灯・エアバック警告灯・シートベルト警告灯)は緊急性が高く、早急に点検修理する必要があります。

そのような理由でドライバーに危険性を強く促すために赤く点灯します。

黄色の警告灯は、注意喚起で赤色よりは緊急性が低く、事故に直結はしないですが、早めに点検する必要はあります。

 

その他の警告灯

 

バッテリー警告灯

バッテリー警告灯

 

充電系統に異常が発生した時に点灯します。

バッテリーが充電されないために、エンジンが止まってしまいかからなくなってしまう可能性もあります。

走行中に点灯した場合はエンジンを止めるのが一番ですが、どうしても走らなければならないような状況の時には、電気の消費をできるだけ減らす為にエアコン・リヤデフロスター・カーステレオなどのスイッチを切って走行してください。

ファンベルトが切れた時にも点灯するので、その場合にはウォーターポンプが回らずオーバーヒートしてしまう可能性もあります。

どちらにしても早急に点検整備をしなければなりません。

 

エンジンオイル警告灯

エンジンオイル警告灯

 

エンジンの油圧系統に異常が発生した時に点灯します。

点灯したら、エンジンオイルの量を点検して少ないようだったら補充又は交換します。

それでも消灯しないようだったら、エンジンの油圧系統の故障が考えられるので、そのままエンジンをかけておくとエンジンの内部が破損してしまう可能性があります。

そうなってしまうと、エンジンのオーバーホール又は交換をしないといけなくなってしまい、高額な修理代がかかってしまいます。

点灯したらロードサービス又は自動車整備工場に連絡して運んでもらったほうがいいでしょう。

 

水温警告灯

水温警告灯

 

エンジンの水温を表示します。

昔は針式やデジタル式で水温が細かくわかるようになっていたのですが、現在は警告灯式になってしまったのでおおよその水温しかわからなくなってしまいました。

青色が点灯しているときには、水温が低い時で温まると消灯します。

赤い色になった時には、水温が異常に上昇している状態なので、そのまま走行するとオーバーヒートの恐れがあります。

参考記事>>>車がオーバーヒートする原因

 

半ドア警告灯

半ドア警告灯

 

車のドアが開いている、又は半ドア状態の時に点灯します。

このままの状態で走行すると、走行中にドアが開いてしまうことも考えられ非常に危険です。

点灯したら、車を止めてドアを閉めなおしましょう。

ドアをきちんと閉めても消灯しない時には、ドアスイッチ系統の異常が考えられます。

 

警告灯が点灯しているからといってバルブを外すのはNG

 

警告灯が点灯していると車検には通らない。

なら、バルブを外してしまえばわからないのではないか。

などと、考える方もいるかもしれませんが、車検時にはイグニションをONにしたときに警告灯が点灯して、エンジンがかかると消灯することを確認します。

ですから、バルブを外してしまうとイグニッションをONにした時に点灯しないので、車検には通らなくなってしまいます。

 

まとめ


 

車の警告灯は車検時には点灯していると不合格となってしまいます。

警告灯はドライバーに車の異常を知らせる重要な役割をしています。

車検に通る通らないだけではなく、警告灯が点灯している場合にはいち早く対処しないと、事故に繋がってしまう恐れもあるし、車を損傷させてしまう恐れもあります。

車を運転するときには普段からメーターの警告灯には気をつかっていたいものです。

 

関連記事>>>車検はどこに出したらいいのか

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