リクシル(LIXIL) INAX の壁付き浄水器内蔵の混合水栓を購入して、実際に使ってみてのレビュー記事です。
購入に関しましては、amazonの口コミを参考にして選びました。
購入したのはシングルレバーのハンドシャワー付きです。
それで、実際に使ってみた感想ですが結論から先に言いますと、めちゃくちゃいい!です
もっと早く買えば良かったと正直思っています。
リクシルの混合水栓を選んだ訳
新しいキッチン混合水栓を購入するにいたって条件をつけました。
1、壁付きタイプ
2、シングルレバー
3、浄水器付き(内蔵型)
4、ハンドシャワー付き
壁付きタイプの訳は今付いている混合水栓が壁付きタイプなので、同じ壁付きタイプじゃないと取り付けができない。という単純な理由です。
内蔵型の浄水器にした理由は、据え置き型だと場所を取るが、内蔵型なら混合水栓と一体なので置き場所にも困らないし、見た目にもスッキリしているからです。
シングルレバーにしたのは、以前お風呂場のほうに2ハンドルの混合水栓を付けたことがあるのですが、その時に温度調整が難しくてお湯を出すたびに左右のハンドルで温度調整をしなければならず、結局サーモスタット付きの混合水栓に買い換えてしまったからです。
キッチンで使用するのでお風呂場のようなサーモスタット付きの必要は無いので、シングルレバーの混合水栓にしました。
壁付きタイプの混合水栓は、TOTO、LIXIL(リクシル)INAX、UMANYI、SANEY、Cool Mart、KVK、カクダイなど多くのメーカーから出ていますが、その中からシングルレバーで浄水器付きというとかなり絞られてきます。
それで、私の条件をすべてクリアしてくれる混合水栓がLIXIL(リクシル)INAXだった訳です。
ハンドシャワーは買う前には別に付いてなくてもいいかなと思っていたのですが、実際に使ってみると思っていたよりも便利で、シンクを洗う時にも隅々まで水をかけることができるので本当におすすめです。
このようにグリップの部分を持って引っ張れば簡単に外れて伸ばすことができます。
伸ばせば40cmほどの長さになります。
浄水器は必要か
日本の水道水はきれいなので、そのまま飲んでも何ら問題がないほど安全です。
しかし、水道水は塩素で殺菌している為にわずかですがカルキ臭がします。
私の住んでいるところは地方なのでまだましなほうですが、大都市に住んでいるかたはカルキ臭が強くて、水道水をそのまま飲んでいるかたは少ないです。ほとんどの家では浄水器を付けているか、ウォーターサーバーもしくはミネラルウォーターを買って飲んでいるということです。
そして、我が家は築年数が古いので水道管のサビなどの衛生面などが気になっていました。
ですから、水道水をそのままの状態でこのままずっと飲んでいても大丈夫なのかどうか悩んでいました。
ミネラルウォーターを買ってきて飲めばいいのですが、わざわざミネラルウォーターを買ってくるのも面倒だし、コストもかかります。
それで、浄水器をつけようと思ったわけです。
浄水器付き混合水栓のメリット
浄水器付き混合水栓のメリットとしては、レバー操作だけでいつでも簡単にきれいな水を出すことができることです。
水道水に含まれるカルキ臭などが消えて、水をおいしく飲めます。
飲み水としてはもちろん、料理をする時にも浄水されたきれいな水を使うこともできます。
ミネラルウォーターだと、飲み水にはいいとしても、料理をする水にミネラルウォーターを使うのはなんかもったいない気もしますよね。
そして、ペットボトルの保管をするのにも場所がいるし、処分も面倒ですし、買いにいく手間もかかります。
それらを考えると浄水器を付けたほうがいいのではないか、という考えになりました。
浄水器付き混合水栓のデメリット
浄水器付き混合水栓のデメリットとしては、カートリッジの交換を定期的にしなければならない点とカートリッジにかかるコストですが、トータルのコストを考えるとミネラルウォーターを買って飲むよりもはるかに安上がりです。
浄水器を通した水は、長く保存できないこともデメリットのひとつと言えるでしょう。
それと、浄水する水は熱いお湯は使えないので注意が必要です。
熱いお湯を浄水器に通すと、活性炭が膨張してしまいろ過した不純物が流出してしまいます。
もともと水道水に含まれている物質なので体に害はないですが、浄水器を使う意味が無くなってしまいます。
浄水器に通す水の温度は35度以下にしてください。
うっかり熱いお湯を浄水器に通してしまった場合は、どうしようかと悩みますが、どうしても気になる時には一度沸騰させればいいでしょう。
LIXIL(リクシル)INAXの壁付き浄水器内蔵の混合水栓を使ってみて
私が購入したリクシルの混合水栓はこちらです。
壁付きタイプの浄水器内蔵混合水栓でハンドシャワーがついています。
レバーを一番下にすると浄水がでて、真ん中の位置でシャワー、一番上の位置で原水になります。
浄水カートリッジは出荷状態では高塩素除去タイプのJF21が同梱されていました。
交換用カートリッジは3タイプがあり、標準タイプのJF20、高塩素除去タイプのJF21、高機能高塩素除去タイプのJF22が用意されているので、その中からお好きなタイプを選べます。
リクシル浄水器のカートリッジの交換時期は3ヶ月ごとと説明書に記されています。
まもなく3ヶ月経つので新品と交換することにしました。
今回は高機能高塩素除去タイプのJF22のカートリッジにしました。
JF22はJF21に比べると除去できる物質の種類が多くなり、除去能力も高くなりまが、標準タイプと比べると浄水の水量が少なくなります。
交換時期を知らせるインジケーターがあるので、交換時期を忘れる心配もないです。
シングルレバーはエコハンドルというものが付いています。
どういうものかと言いますと、従来のシングルレバーの混合水栓は、よく使うレバーハンドル正面の位置でお湯が出る為に無意識のうちにお湯を無駄に使っていましたが、正面の位置でお湯が出るようにしたことで、無意識のうちにお湯を使うことが無くなり、従来品と比べると約41%の省エネを期待できるということです。
使ってみた感想は確かにレバーの位置が正面だと水が出て、お湯側に回していくとカチッとクリックして水とお湯が混ざったのを確認できます。
お湯側のレバーの動く範囲を水側よりも広くとってある為に、温度調整がしやすいということも親切な設計です。
壁付き混合水栓を交換する時の注意点
実はもっと以前から浄水器内蔵の混合水栓が欲しかったのですが、購入を躊躇する理由がありました。
それは、新しい混合水栓が無事に交換できるかという心配でした。
我が家の混合水栓はかなり古く、何十年と使っています。
それで、一番の心配ごとがクランクが固着していて、簡単には外れないのではないかということでした。
もし、クランクが固着していて外れなかった場合にはクランクを残したままの状態で、古いクランクに新しい混合水栓を取り付けなければなりません。
その場合には取り付け幅の寸法や、ナットの径なども考慮しなければならないです。
で、交換作業にはいったらやっぱりクランクが回らない。
やむなく古いクランクを残したままの状態で混合水栓を交換することになったのですが、そこでまた問題が発生しました。
我が家の今まで使っていた古い混合水栓はTOTO製なのですが、他のメーカーの混合水栓とはナットの径も取り付け幅も合わなかったのです。
その解決策についてはこちらの記事に記しています。
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まとめ
リクシル(LIXIL) INAX の浄水器内蔵混合水栓は、私の意見としては、買って良かったと本当に思う物です。
水道管が古いのでもしかしたらサビが出ているかも知れない。
水道水にそのサビが混ざっているかもしれない。
その水道水をこのままずっと飲んでいて大丈夫なのだろうか?
水道水があまりおいしくない。
水道水がカルキ臭い。
などと言った悩みが解消されました。
おまけにハンドシャワーも付いているのでシンクや大きい鍋などを洗う時にとても便利です。
これからキッチンの混合水栓を交換しようかどうか考えているかたにはおすすめの混合水栓です。
ワンホール型もあります
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