プラスチックを溶かして溶接する半田ごて SANKENのプラスチックウェルダー
バイクや自動車の整備で困るのが古いもろくなったプラスチックの部品を外すときです
ボルトやビスなどで取り付けられている場合にはそれを緩めればよいだけなので問題はないのですが、ただはまっているだけとかいう場合には強い力で引っ張らないと外れない場合があります
それで無理やり引っ張って外そうとするとプラスチックなので割れたりひびが入ってしまうことがります
そういった場合には瞬間接着剤などで補修したりするのですが、うまくつかなかったり、ついてもすぐ剥がれてしまったりします
それで、何か良い方法はないものかとネットで調べていたらこのような物がありました
プラスチックを熱で溶着して割れた部分を修理するという物です
さっそく購入して実験してみました
使い方はただ半田ごてを温めて対象となる物を溶かしてくっつけるだけです
とりあえずは家にあった割れたプラスチックハンガーでおこなってみます
今回使用したのは SANKEN の80Wプラスチックウェルダー という商品です
届いた製品を開けてみると中には
このような物が入っていました
このように仕上がりました
あまり上手にできなかったので仕上がりは汚いですが慣れてくればきれいにできると思います
ちなみに両手で引っ張ってみても取れることはありませんでした
このように軟質のプラスチックなどは簡単に溶着できましたが、自動車などに使われているセンサーの樹脂部などは材質が硬いので溶けませんでした
販売会社の商品説明によりますとこのSANKEN の80Wプラスチックウェルダー は車のプラスチックバンパーやラジエターアッパータンク、ロアータンク、ウオッシャータンク、バッテリー、コンソール、アームレストと幅広い部品の修理に使えるということだそうです
車のプラスチックバンパーやウオッシャータンク、コンソール、アームレストなどは理解できるのですが、ラジエターアッパータンク、ロアータンクなどは圧力のかかる箇所だし、バッテリー?というのが正直な感想です
まあ、プラスチックを接着剤でつけるわけではなく熱でプラスチックを溶着するわけですから鉄の溶接と同じ原理なわけで、強度てきにはまったく問題が無いわけで大丈夫だと思うのですが、あとは腕しだいということでしょうか
どうしてもプラスチックを溶かすとその部分がへこんでしまうので、その場合には多目的プラスチック溶接材をうまく利用して形が崩れないようにしていけば問題ないと思います
使用に対しては問題ないのですが取り扱い説明書が英語なのでさっぱりわかりません
できれば日本語の説明書も付属して欲しかったです
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