ABS警告灯が点灯した時の原因と対策 修理費用 車検は通らない

メーターの警告灯

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車のメーターには制御系統になんらかの故障が発生した時にランプが点灯して、運転者に異常を知らせる警告灯が付いています。

その警告灯の種類によっては点灯していると車検に通らないものもあります。

この記事では、元ディーラー整備士で自動車検査員もしていた筆者が、ABS警告灯が点灯した場合の原因と対策、修理費用などを解説していきます。

先に結論を言いますと、ABS警告灯が点灯していた場合には車検は通りません。

 

車検 NG

 

以前はABS警告灯が点灯していても車検は通ったのですが、2017年2月から基準が変わってABS警告灯が点灯したままでは車検は通らなくなりました。

車検を通す為の対策方法としてはABSランプを消灯させる以外にないのですが、その為にはABS警告灯が点灯する原因を突き止めて修理しなければなりません。

修理代は、原因によって違ってくるので何千円くらいでできる時もあるし、場合によっては20万円~30万円くらいかかってしまう時もあります。

車検が通らなくなってしまう警告灯については警告灯が点灯していると車検が通らない それはどの警告灯?の記事で詳しく記しています。



ABS警告灯とは

 

ABS警告灯

 

ABSとは、「アンチロックブレーキシステム」を略したものです。

塗れた路面や砂利道などでは、車が走行中に急なブレーキをかけた場合には、タイヤが簡単にロックしてしまいます。

タイヤがロックしてしまうと、車は路面を滑ってしまい制動距離が伸びてしまうし、ハンドル操作も効かなくなってしまいます。

それを防ぐ為に、ブレーキにかかる油圧を制御して、急ブレーキ時にタイヤがロックしないようにしたものです。

このABSの制御はコンピューターによって細かく制御され、急ブレーキをかけた時にブレーキにかかる油圧を強めたり弱めたりを、1秒間に何回も繰り返しています。

この、ブレーキ制御系統に異常があると、コンピューターがそれを認識してABS警告灯を点灯します。

ABSが作動すると、ブレーキペダルを踏んだ時にブレーキペダルにガタガタと振動がでたり、ガガガと音がしたりします。

この振動や音は、ブレーキがON、OFFを繰り返していることによるもので、ABSが正常に機能していることの証拠です。

この振動や音で驚いてしまってブレーキペダルから足を離してしまうと、ABSが解除されてしまうので制動距離は伸びてしまいます。

昔のABS無しの車は、ブレーキをかけた時にタイヤがロックしないように、ポンピングブレーキ(ブレーキペダルを踏んだり離したりすること)をすると良い、と言われていましたが、ABS付きの車ではそれをコンピューターが自動的に行ってくれるので、ブレーキペダルは強く踏んだままにしておくことが重要です。

 

ブレーキを踏む

 

ABS警告灯が点灯すると、ブレーキが効かなくなってしまうのではないか?

などと思ってしまうドライバーもいるでしょうが、ABSが故障したからといってブレーキが効かなくなるということはないです。

ABSは急ブレーキ時にタイヤをロックさせないというだけのものなので、通常のブレーキには関係はありません。

ただし、ABS警告灯が点灯している場合には急ブレーキ時にタイヤがロックしてしまう可能性があるので、そのことを考慮して運転する必要があります。

 

ABS警告灯が点灯する原因

 

ABS警告灯が点灯する原因は以下の3つが考えられます。

 

ABSセンサーの故障

ABS制御系統の配線の断線やショート

ABSユニットの故障

 

この中でも特に多いのが、ABSセンサーの故障です。

ABSセンサーは磁石の力を利用して、ホイールの回転を検出するパーツで4輪に1個づつ付けられています。

このABSセンサーが故障するとABS警告灯は点灯してしまうので交換が必要になりますが、ABSセンサーが故障していなくてもセンサー部に泥などが付着したりしてしまうと、センサーが誤作動を起こしてABS警告灯を点灯してしまうこともあります。

その場合にはABSセンサーの信号検出部分を清掃すれば直ることもあります。

ABS制御系統の配線の断線やショートなどは、現代の車でしたら配線自体はしっかりした物で作られているので、配線になんらかの衝撃が無い限り自然に断線するということはあまり考えられないです。

事故車などで足回りになにかしらの衝撃が加わってたりした場合には、配線が断線している可能性もあるので注意が必要です。

ABSセンサーは配線とセンサー部分が一体となっているので、配線の断線だとしても配線だけを交換することはできないので、センサー交換となります。

 

ABSの修理費用

 

ABSの警告灯が点灯した場合の修理費用は、車種や不具合のある箇所によってかなり違います。

例えばABSセンサーの交換の場合には、1箇所で1~2万円程度ですみますが、ABSユニットが故障してしまうとABSユニットをアッセンブリで交換しなければならず、修理費用は20万円~30万円くらいかかってしまいます。

これは国産車の場合ですが、外国車の場合にはその倍はかかると思っていたほうがいいでしょう。

 

ABS警告灯が点灯した場合には故障診断機をコンピューターにつないで原因を突き止めます。

今の時代、故障診断機がないと車のさまざまな故障に対して対応できないので、自動車整備工場では必須の物です。

ディーラーなどでは当然故障診断機は持っていますが、ディーラーでは修理費用が高くなってしまう可能性があります。

ただでさえディーラーでは車検費用が高いと言われているのに、そこにABSの修理費用まで高ければ、車検にかかる費用はそうとうな出費となってしまいます。

まずは、ディーラーで見積もりをとってみて、それから他の車検業者で見積もりをとってもらう、という方法もありますが、基本的に車検の見積もりはお金がかからないとしても、コンピューターの診断にはお金がかかります。

診断機を使ってのコンピューター診断料は国産車の場合、おおよそ3千円~5千円くらいが相場です。

そこのディーラーで車検を受ければ診断料もサービスしてくれるかもしれませんが、高いとわかっているところで車検を受けるのも嫌ですよね。

かといって他に知っている自動車整備工場も無いしどうしよう。

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まとめ

 

ABSランプが点灯するということは、車のABSの制御系統になにかしらの異常が出ている、ということです。

ブレーキをかけた時にABSが作動しなくなってしまうことも考えられる為に、早急にディーラーや自動車整備工場などで点検をしてもらうことが必要です。

ABSの修理費用は、センサーが故障していた場合とABSユニットが故障していた場合とでは費用が全然違います。

センサー交換だけなら1~2万円ほどで済みますが、ABSユニットの交換だと20~30万円ほどにもなってしまいます。

古い車や走行距離の多い車などではそれだけの費用をかけて修理するのだったら、車を買い替えたほうが後々のことを考えるとお得と言えるでしょう。

車に故障があってそれを直さなければ車検が通らない、などのような車は下取りに出しても査定額は0円の場合がほとんどです。

廃車にするとしても廃車をする為の手数料がかかります。

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