鉄工用のドリルシャープナーを購入しました。
ニシガキの鉄工用ドリルシャープナーです。
使い方は簡単なので誰でも簡単にドリルを研磨できるので、初心者にもオススメです。
ドリルの刃って新品のうちは切れ味が抜群ですよね。
しかし、何回も使用しているとだんだんと切れ味が悪くなってきます。
しまいには、全然削れなくなってしまって時間だけが浪費していきます。
そんな時は、グラインダーなどでドリルの刃を研いでやるといいのですが、いかんせんそれには技術が必要です。
ちなみにグラインダーとは、丸い円盤状の砥石が電気モーターで回転して、物を削ることができる電動工具です。
私はこれまで自分でグラインダーを使ってドリルの刃を研いでいたのですが、なかなかうまくいきません。
研ぐ角度がきちんと合っていないと逆に切れなくなってしまって、何回もやり直したりしてドリルは短くなっていくし、時間はかかるしで最終的には新品のドリルを買って古いドリルは捨てていました。
なんか、すご~くもったいないですよね。
そこで、誰でも簡単にドリルを研磨できる工具はないものかと思いネットで検索してみました。
で、見つけたのがこれです。
ネットで捜したらAmazonで見つけました。
ニシガキの鉄工用ドリルシャープナーという工具を購入してみましたので使い方などをレビューします。
購入はネットの口コミなどを参考にして決めました。
ドリルの刃を研磨するのは初心者には難しいです。
ドリルの刃を研磨する機械がなければ、グラインダーなどで研磨しなければならないですが、刃を研ぐ角度などは熟練した人でないとうまく研げません。

ドリルの刃を手で研ぐのは分度器、又はゲージなどを使って角度を測る必要があります。
熟練した人は目視でわかるのでしょうが、そうでない人には無理ですね。
そして、工場などでやればグラインダーもあるでしょうが、自宅でやるとするとグラインダーも購入しなければなりません。
それならばと思い、ドリルシャープナーを購入することに決めました。
という訳で、今回ニシガキのドリルシャープナーという工具を購入してみましたので使い方などをレビューします。
使い方
まずは、ドリルに付着した油やごみなどをきれいに取り除きます。
これをしておかないときれいにドリルが研げません。
刃先設定器のドリル径の数字に合わせます。
鉄工用ドリル径を確認し、刃先設定器の矢印にドリル径の数字を合わせます。
(例)ドリル径が6mmの場合はドリル径の数字を6mmに合わせる。
白いマークのところに合わせます。
チャックに鉄工用ドリルを差し込み、先端部を10~15mmほど出して軽く締め付けます。
この時に差し込んだドリルが手で動く程度に軽く仮締めします。
画像はストレート用のチャックです。
この他にもうひとつ6角軸用のチャックも付属されています。
刃先設定器にチャックを差し込みます。
鉄工用ドリルの先端部を指でつまみ、ドリル停止板に当たるまで引き出します。
(1回の研磨量は0.3mmです)
鉄工用ドリルの先端を停止板に当てた状態で、鉄工用ドリルの外周刃が角度設定爪に当たるまで右回転します。
ドリル停止板に鉄工用ドリルを押しつけた状態で、鉄工用ドリルの先端部を指でつまんで動かないようにして、チャックを締め込みます。
チャックを刃先測定器から外し、チャックを再度増し締めします。
電源を入れてチャックの基準部(凸部)を研磨機本体の(凹部)に合わせて差し込み研磨します。
ドリルは片方づつの研磨になるので、片方が終わったら180度回転してもう片方を研磨します。
研磨音が消えたら終了です。
このようにきれいに研磨できます。
モーター仕様
・モーター定格電圧 AC100V
・モーター定格消費電流 1.3A
・モーター定格消費電力 130W
・モーター定格周波数 50/60HZ
・モーター無負荷回転数 20000min
・モーター定格時間 15分
梱包内容
研磨機本体・Aチャック(ストレートドリル用)・Bチャック(6角軸ドリル用)・刃先測定器・取り扱い説明書
仕様可能サイズ
6角軸も可能 7.1mm~13mm
Bチャック 6角軸専用 2.5mm~6.5mm
逃げ角度 10度
研磨可能ドリルの種類
・ハイス(HSS)
・チタンコーティングハイスドリル
・コバルトハイスドリル
*超硬ドリル・コンクリートドリルは研磨できません
まとめ
ドリルの刃の研磨はグラインダーを使っての手動では慣れないと難しいです。
何回も何回も研磨をしてみて、だんだんとうまくいくようになります。
ドリルの研磨を手動でうまくできるようになるまでには、経験を積み重ねていくしかないです。
多分そこまでいくのには何本もドリルを消費すると思います。
それに、グラインダーも必要になりますからね。
それでしたら、ドリル研磨機で機械の力を借りて研磨したほうがよっぽど効率がいいと思います。
現在上記で紹介した機種は販売されていませんが、NEWタイプの機種が販売されています
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今回は、電動式のドリルシャープナーの使い方を紹介しましたが、これの他にも電気ドリルを使って刃を研磨するタイプもあります。
こちらは、電気ドリルにドリルシャープナーの軸を接続して、電気ドリルを回転させて研磨する方式です。
価格も安いので、簡易的な物でもいい、という人はこちらでもいいかなと思います。
ニシガキドリルシャープナーを使用してみての感想
ニシガキの鉄工用ドリルシャープナーは、初めて使う時にはドリルの刃のセットの仕方とかいろいろと迷う部分もありましたが、1回やればその次からは簡単です。
唯一気になる点としては、作業時の音の大きさでしょうか。
どうしても電動で鉄の刃を削っていくのである程度の音はしてしまいます。
日中はいいでしょうけど、夜の作業は控えたほうがよろしいかと思われます。
ドリルシャープナーは頻繁に使うような工具ではないですが、あると無いとでは全然違います。
ドリルの刃を手動で研磨することが苦手な人は、持っていて損はないと思います。
ドリルの刃が切れなくなるたびに、新品の刃を買うのに比べたらコストパフォーマンスは高いといえるでしょう。
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