ステップワゴンRG1のスパークプラグ交換方法を徹底解説します

スパークプラグ

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スパークプラグ交換方法の手順を詳しく紹介します

車好きな皆さん、こんにちは!今回は「ステップワゴンRG1のスパークプラグ交換方法」について深掘りしていきたいと思います。

愛車の定期メンテナンスの一環として、スパークプラグの交換は欠かせませんが、実際にどのように行えば良いのか迷っている方も多いのではないでしょうか?

スパークプラグはエンジンのパフォーマンスに大きな影響を与える重要な部品で、交換を怠ると燃費が悪化したり、エンジンの不調につながることもあります。

このブログ記事では、まずステップワゴンRG1のスパークプラグを外す手順を分かりやすく解説し、続いて取り付け時の注意点についてお話しします。

交換作業が初めての方でも安心して取り組めるよう、具体的な手順やポイントをしっかりと押さえて紹介していきますので、ぜひ最後までお付き合いください。

 

ステップワゴンRG1のスパークプラグの外し方

 

ステップワゴンRG1におけるスパークプラグの交換は、一定の手順を踏むことが重要です。

正しい方法で作業を進めることで、エンジンの性能を最大限活用できます。

ステップワゴンRG1のスパークプラグを外す手順について詳しく解説します。

まずはエンジンカバーを外します。

この際、保護具を着用して手を守ることが大切です。

スパークプラグの位置はRG1のエンジン上部にありますので、特定のソケットを利用して取り外します。

プラグの取り外しは慎重に行い、もし固着している場合は無理に回さず、潤滑スプレーを使用することをおすすめします。

取り外した後は、新しいプラグと比較し、状態を確認しましょう。

ステップワゴンならではのポイントは、プラグの取り外し後、ヘッド部分の清掃も忘れず行うことが良い結果につながります。

 

スパークプラグ取り付け時の注意点

 

スパークプラグを取り付ける際には、様々な注意点が存在します。

適切な手順を守ることで、より良いパフォーマンスが得られます。

スパークプラグの取り付けには、特にトルクの管理が重要です。

取り付け時にトルクレンチを使って指定トルクを守ることで、プラグの締めすぎや不十分な締めつけを防ぎます。

スパークプラグ交換時の注意点と失敗事例

スパークプラグ交換時には慎重に作業を行う必要があります。

特に注意したいのは、古いプラグを外す際の力の入れ方です。

プラグレンチをきちんと奥まで入れないと、スパークプラグとレンチが斜めの状態で力がかかってしまい、プラグを破損してしまうこともあります。

そうなってしまうと、スパークプラグの取り外しも難しくなってしまうので注意しましょう。

また、取り外したプラグが破損してしまい、パーツがエンジン内部に落下するというトラブルもありますので、焦らず行動しましょう。

さらに、新しいプラグを締める際にもトルクをしっかり確認しないと、逆に緩んでしまうという問題が起きることもあります。

このような失敗を防ぐために、事前に手順をしっかり慣れることが重要です。

プラグの締めすぎや締め付け不足の症状解説

スパークプラグの締め方はエンジンの性能に直結します。

締めすぎると、プラグのネジが破損する場合があり、最悪エンジン内部での修理が必要になるかもしれません。

一方、締め付け不足だと、エンジンの振動によってプラグが緩むことがあり、燃焼効率が悪化します。

具体的な症状としては、エンジンがアイドリング時に不安定になったり、加速が鈍くなったり、エンジンの爆音が聞こえたりといったことが挙げられます。

スパークプラグの交換では、このような症状を引き起こさないために、適切な締め付けトルクで作業を進めることが求められます。

スパークプラグの締め付けトルクは、適切な力加減でネジ込み作業を行うために不可欠です。

トルクレンチを使用して、製造メーカーの指定するトルク値を確認しましょう。

一般的な締め付けトルクの範囲は、約20〜30ニュートンメートルですが、車種によって異なるため、取扱説明書に記載されている正確な数値を確認することが重要です。

トルクレンチを使うことで、力を加える感覚が分からない場合でも、確実な締め付けが可能です。

加えて、トルクがどのくらいかかっているかを何回か練習しておくと、実際の作業時に冷静に対処できるようになります。

スパークプラグ交換に必要なトルクレンチはこちらがおすすめです。


トルクレンチはタイヤ交換などに使うトルクの大きな物は使えません。

小さいトルクでもきちんと測れる物でないとダメなので、トルクレンチを購入する時にはその辺を良く考えて購入しましょう。

トルクレンチ無しでのスパークプラグの取り扱い。

トルクレンチなしでスパークプラグを交換することは可能です。

その際は、手に感じる抵抗を参考にし、締め込み作業を行います。

具体的には、最初はゆっくりとネジを回し、やがて手にかかる抵抗を感じたらワンテンポ待ち、少し力を加えながら締めていく感じです。

ただし、過剰な力を掛けないよう心がけましょう。

スパークプラグの取扱説明書に記載されている目安を参考にし、ゆっくりと少しずつ進めていくのがポイントです。

新品のスパークプラグの場合は、ガスケットが座面にあたってから約1/2~2/3回転締め付けてOKです。

スパークプラグを再使用する場合は、ガスケットが座面にあたってから約1/12回転締め付けてOKです。

この方法であれば、トルクレンチがなくても適正トルクに近い状態まで持っていけるでしょう。

取り付け位置も重要です。

エンジンのヘッドに対して真っ直ぐプラグを挿入することが大事で、斜めに入れてネジ部分を舐めてしまったりしたら大変です。

くれぐれもスパークプラグの取り付けは慎重に行う必要があり、挿入時はいきなりラチェットレンチなどで回したりせずに、必ず手で回していってある程度ネジ部分がかみ合ったら工具を使って回します。

最後に、取り付け後の動作確認も忘れずに。エンジンを始動させ、異音や異常がないかを確かめて、問題がなければ作業は完了です。

このように、スパークプラグの取り付けにはいくつかの重要なポイントがありますが、きちんと手順を守ることでトラブルを防ぎます。

ステップワゴンRG1のスパークプラグの外し方

 

それでは実際にスパークプラグの交換をしていきます。

まずはボンネットを開けます。

 

 

奥に見えるスパークプラグカバーを外します。

黄色の矢印で指してあるところがスパークプラグのカバーです。

10mmのナット4か所で止まっているのでそれを外せばカバーが外れます。

あ、その前に

 

このホースも外しといたほうが4番のスパークプラグを外す時に楽です。

できればステーごと外しちゃいましょう。

10mmのボルト1本で止まっているだけなので手間はかかりません。

スパークプラグのカバーが外れたら今度はイグニッションコイルを外します。

イグニッションコイルを止めているボルトは1番と3番が同じで、2番と4番が同じです。

 

 

このように違います。

上の画像の左側が1番と3番用で右側が2番と4番用です。

2番と4番はスパークプラグのカバーと一緒に止まるようになっているので、間違えて付けてしまうとスパークプラグのカバーが付かなくなってしまうので再び外して付け直すようになってしまいますので、付けるときには気をつけましょう。

1番と3番は普通の10mmのソケットレンチで外れるのですが、2番と4番は普通の短いソケットは使えないのでメガネレンチかスパナレンチ、又はディープソケットレンチを使うしかありません。

私はディープソケットレンチを使いました。

ディープソケットレンチがあればメガネレンチで外すよりもはるかに短い時間でできるので大変便利です。

 

イグニッションコイルはそのままでは抜けないのでカプラーを切り離さなければなりません。

カプラーのロック部分を押して引っ張ればすぐ外れます。

 

 

このカプラーのロック部分が古くなってくると硬くなって、けっこうな力で押さないと外れません。

私は仕事がら、何台もこのような作業をしていたので、もっと楽に外せる方法がないかと思い、このような工具を購入しました。


 

カプラーのロック部分を咥えてレバーを握れば簡単に外せます。

指が痛くなることもないのでおすすめです。

 

イグニッションコイルが外れたらいよいよスパークプラグを外します。

スパークプラグレンチは16mmです。

 

スパークプラグは車によって径が違います。

プラグレンチもその径に合ったものでないと使えないので、プラグレンチを購入する時には必ずスパークプラグの径を確認しておく必要があります。

 

スパークプラグを外すのに私はラチェットレンチ、エクステンション、ユニバーサルジョイント、スパークプラグレンチを組み合わせて使いました。

ここで気をつけなければならないのが、エクステンションバーの長さです。

短すぎるとスパークプラグまで届かないし、長すぎるとボディーにつっかえてしまって入りません。

エクステンションバーを長さの違うものを3種類ほど用意しておくのがベストです。

このような感じでセットします。

 

 

後はラチェットハンドルを左回転して緩めるだけです。

外したスパークプラグです。

 

今主流のイリジウムプラグではなく普通のスパークプラグです。

ステップワゴンRG1のスパークプラグの標準型式は

NGK・ZFR6K-11

DENSO・KJ20DR-M11

となっています。

普通のスパークプラグなので、イリジウムプラグや白金プラグなどのように長持ちはしません。

2万kmくらいでの交換がベストでしょう。

今回使用したスパークプラグです。


 

スパークプラグを4本新品にして取り付けます。

取り付けは取り外しと逆の順序でおこなっていけばいいのでさして問題はありません。

 

スパークプラグ取り付け時の注意点

 

スパークプラグの取り付け方法は

1、エクステンションバーをプラグレンチにセット

2、スパークプラグをプラグレンチにセット

3、スパークプラグをプラグホールに挿入してプラグのねじ穴に入れて手でエクステンションバーを右に回して締めていく。

 

この時に初めからラチェットレンチなどで回してしまうと、プラグのねじ穴を舐めてしまう可能性もあるので、必ず手で回します。

ある程度締まったら、ラチェットレンチなどできちんと締め付けます。(締め付け過ぎにも注意です)

万が一にプラグのねじ穴を舐めてしまったら、ねじ穴を修正する必要があります。

最悪の場合にはシリンダーヘッドを交換しなければならなくなってしまうこともあるので、とても重要な部分です。

 

取り付けが全て終了したらエンジンをかけて問題が無いかを確認します。

ステップワゴンのスパークプラグ交換はさして難しいわけではないので、もし自分で工具を持っていたら自分で交換すれば交換工賃を節約できます。

自動車整備工場でやってもらったら部品代を除いての工賃が5000円前後だと思われます(工場によって工賃は結構差があるので見積もりは必ずもらいましょう)

 

今回の作業に使った工具です





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